5回目の僕がオススメする音楽。今回は「被りもの」をテーマに、2曲のダンスミュージックをご紹介しようと思います。
「被りもの」といっても、俗に言うイロモノ的で一時の流行りモノという音楽ではありません。美しいメロディやボーカルだったり、本気なダブステップ系だったりします。前置きはこれくらいにして、早速ご紹介しましょう。
Galantis / Runway(U&I)
Galantis(ギャランティス)はスウェーデン出身2人組のEDM系なダンスミュージックデュオです。そんな彼らが6月にリリースしたアルバム”Pharmacy(ファーマシー)”にも収録されている”Runway(U&I)”をオススメします。
キレイめなメロディラインと美しい女性ボーカルが特徴のこの曲は、先日開催された「ULTRA JAPAN」でもかなり回され、その度に大合唱が沸き起こっていました。それほど、この曲を使うDJが多いとうこと。それはつまり、世界的にも使われている(ヒットしている)ということだとも言えます。
さて、上の画像は”Runway(U&I)”のジャケットなんですが、実はGalantisと言えばこのキャラクターなんだそうです。”Runway(U&I)”のMVにも登場しているこのキャラ、その名も『Seafox』という名でGalantisのイメージキャラクター的な役割を担っています。キツネとクラゲをモチーフに創られたそうですが、一度見たら忘れられないキャラですよね。あまりの完成度の高さに「被りもの」という陳腐な括りに縛ってしまうのは失礼かなと思ってしまいます。
Galantisの曲は他にも良曲ばかりだと個人的には思っています。とりあえず”Runway(U&I)”を聴いて気に入っていただけたら、ぜひアルバムも聴いてみて下さい。
Bear Grillz / Alison Wonderland - Run (Bear Grillz Remix)
次にオススメするのがヨセミテ国立公園出身のBear Grillz(ベアー・グリルズ)です。Bearと名がつく通り「クマ」です。正確に言うと「クマ」の気ぐるみを纏った、かなりの腕前なDJです。決してイロモノ扱いしてはいけません。中々どうして、侮れませんから。
まるでSkrillexのようなバリバリなダブステップ系の曲の仕上がりなので「実は中の人ってSkrillexなんじゃ…」という噂まであるそうです。でも違います。「クマ」なんです。「中の人」なんていません。といいつつ、下の画像など思いっ切り腕まくりしちゃってますけどね。
原曲はオーストラリア出身の女性DJであるAlison Wonderlandの”Run”ですが、Bear Grillzの「クマの手」にかかり、まるで違う曲にリミックスされています。
正体については本当に謎なんですが、ちゃんとした「キャラ設定」があります。ほら、そういうのって大事じゃないですか。Bear GrillzのFacebookによると…
Bear Grillzはヨセミテ国立公園にいる普通の28歳のグリズリーとは違う…
彼はいつものように小動物を威嚇したり、観光客を襲ったりして午後を過ごしていた。その日、プロの登山家を襲ったあと、彼は登山家の持ち物に”MacBook Pro”と呼ばれるうナニかを発見する。それから時は流れ、9ヶ月後…Bear Grillzのデビュー作がリリースされたそうです。
元々ダブステップ系が嫌いじゃない僕は、もうBear Grillzが気になって仕方がありません。僕がこの「クマ」を知ったキッカケになったブログもご紹介しておきます。併せてご覧下さい。
以上、僕のオススメする音楽#6でした。次回をお楽しみに。
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