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【追悼】僕の中のデビッド・ボウイ






デビッド・ボウイ、逝く…


1月10日…デビッド・ボウイが亡くなった。8日に69歳のバースデーを迎えたばかりだというのに。実は、このニュースに僕はかなり凹みました。


January 10 2016 - David Bowie died peacefully today surrounded by his family after a courageous 18 month battle with...
Posted by David Bowie on 2016年1月10日



80年代の洋楽ブームで育った僕にとって、デビッド・ボウイは当時からとてもカッコいい男性アーティストとして、かなり尊敬していました。音楽性というよりも、そのルックスを重視してた感もあるけど。

「くそカッコいい」

心からそう思っていました。

もちろん、彼がリリースした楽曲も好きです。でも、僕の場合、80年代以降限定なんですけどね。そんな偏りのある僕ですが、追悼の意も込めて、僕が特に好きなデビッド・ボウイの楽曲を3曲紹介しようと思います。




Dancing In The Street / David Bowie & Mick Jagger



僕の中で、デビッド・ボウイの曲といえば真っ先に出てくるのがこの曲です。デビッド・ボウイミック・ジャガーをコラボさせたプロデューサーは天才だと思います。

出だしの”OK! TOKYO!”を初めて聴いた時の当時の僕は「今、トーキョーって言った?言ったよね?うっひょ~!スゲー!」と狂喜したことは良い思い出です。





Let's Dance / David Bowie 



ナイル・ロジャースがプロデューサーとして参加し、キャリア最大のヒット曲となり世界的認知度を確固たるものとするキッカケとなった曲。今聴いてもちっとも色褪せていません。名曲です。





Lazarus / David Bowie



このMVがYouTubeで公開されたのが1月7日…デビッド・ボウイ生前最後に公開されたMVとなってしまった曲です。

僕は、このMVをデビッド・ボウイが亡くなったというニュースを知る直前に観ていました。単なる偶然なのでしょうが、この曲の歌詞を見ていると、デビッド・ボウイ自身、最期が近いことを予期していたのかもしれないと思わせる内容で、とても重苦しい気持ちになりました。



ここで見上げてみると 俺は天国にいる
見えない傷を負ってしまった
誰にも盗めないドラマが俺にはある
みんなが俺のことを知っている

ここで見上げてみれば なあ 俺は危険に晒されている
失うものは何もない
とてもハイな気分で 頭が回転する
携帯電話を下に落とした
まるで俺みたいじゃないか?

その時間までに ニューヨークに着いた
俺はまるで王様のように暮らしていた
金をすべて使ってしまって
君のケツを追いかけてた

この道以外にはない
そう 俺は自由になるんだ
あの青い鳥のように
まるで俺みたいじゃないか?

俺は自由になるんだ
あの青い鳥のように
俺は自由になるんだ
まるで俺みたいじゃないか?








最後に…。

当たり前のことなんですが、自分が歳を重ねるに連れ、自分が思春期や20代で聴いていたアーティストの訃報を知る機会が増えてきますよね。

その度に、PCの音楽ファイルやYouTube等で、当時聴いていたそのアーティストの曲を探し聴いていると、なんだかとても淋しい気持ちになってしまうんですが、改めてその曲の良さに気付いたりする発見もあります。

表現の仕方に語弊があるかもしれませんが、自分が死んだ後も、いつか消え去ってしまうかもしれない「記憶」だけではなく、「作品」というカタチで残り続けるということは、とても幸せなことなのかもしれないと思います。




R.I.P. David Bowie.








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