僕がオススメする音楽の6回目。今回は「アレンジ」というテーマに沿い、以前から話題のアメリカの、とある「音楽集団」が、原曲とは違ったテイストにアレンジし素晴らしい美メロ系に仕上げてくれたオススメな音楽を、原曲とともに紹介します。
どれも、いわゆる電子音ではない、聴く人を癒やしてくれるようなアレンジに仕上がっていますので、年令やダンス・ミュージックの好き嫌いを問わず、オススメできると自信を持って断言しましょう。
The Piano Guys / ピアノ・ガイズ
アメリカの、とある「音楽集団」とは彼ら”The Piano Guys”のことです。Youtubeで彼らの音楽に触れ「ああ、知ってる知ってる。何を今更…」と思う人も多いことでしょう。日本でも知名度はそれなりに高いと思います。
実を言うと、僕も過去に映画「アナと雪の女王」の主題歌を、彼らがピアノとチェロで演奏している映像をYoutubeで観たことがあります。でも、当時の僕には、あまり彼らの「素晴らしさ」が伝わってこなかったんです。確かに良いアレンジだし、映像も綺麗だな…という感想は抱きました。でも、そもそも僕は”アナと雪の女王”の映画すら観てませんし、主題歌についても40overの僕はサビを鼻歌で歌えるレベル。だから、彼らの音楽やプロフィールついて調べることはありませんでした。
きっと僕と同じように、今になっても”The Piano Guys”について詳しいことは何も知らないという人もいるはずです。そんな人たちのためにも、ここで少し彼らについて説明しておこうと思います。
そもそも”The Piano Guys”って?
Jon Schmidt(ジョン・シュミット) ピアノ |
Steave Sharp Nelson(スティーブ・シャープ・ネルソン) チェロ |
Paul Anderson(ポール・アンダーソン) プロデューサー |
Al van der Beek(アル・ファン・デル・ビーク) 音楽プロデューサー |
米ユタ州セントジョージアにある小さな田舎街のピアノショップで、ピアノの販売をしていたポールのもとに、ある日たまたま通りかかったピアニストのジョンが「少しだけピアノの練習をさせて欲しい」とポールへ申し出ました。ポーツはその申し出を快く受け入れました。しかし、早速練習を始めたジョンの演奏に圧倒されてしまったポールは、それきっかけにミュージックビデオを制作することになりました。その後、ジョン自身が7年間共に演奏してきたチェリストのスティーブやデルらも招き入れ”The Piano Guys”が結成されたのです。
つまり、彼らは単なる「音楽集団」というよりも「クリエイター集団」と表す方が相応しいかもしれません。楽曲はもちろん、それを映像化するセンスは「音楽集団」の範疇を超えているように思えます。
そんな彼ら”The Piano Guys”についてわかってきたところで、僕がオススメする彼らの音楽BEST3ご紹介しましょう。
そんな彼ら”The Piano Guys”についてわかってきたところで、僕がオススメする彼らの音楽BEST3ご紹介しましょう。
Coldplay - A Sky Full of Stars (Piano/Cello Cover)
このMVを観て、僕は彼らについてブログに書こうと思い立ったんです。それほど感動しました。Coldplay(コールドプレイ)…というよりもColdplayのボーカル、クリス・マーティンの元奥さんグウィネス・パルトロウの大ファンである僕は普段からColdplayを聴くんですが、中でもこの曲「A Sky Full of Stars」は大好きで、それをこんな風にアレンジし、美しい映像とともに創り出した彼らに脱帽です。
One Direction - Story of My Life (Piano/Cello Cover)
原曲は1DことOne Directionの「Story of My Life」です。1Dを好んで聴くことのない僕でも知っているこの曲。そのタイトル「Story of My Life」を美しい映像で表現し、ピアノとチェロだけで奏でるメロディをのせて仕上げているMV…まるで、年老いた男性の視点で振り返る『人生という名の短編映画』を観ているようで、思わず涙が浮かんでしまいました。
David Guetta ft. Sia - Titanium (Piano/Cello Cover)
原曲はコチラの記事でもオススメしたDavid Guetta ft. Siaの「Titanium」です。僕の最も好むダンスミュージックも、彼らの手にかかればチェロとピアノだけでこんなにも美しい旋律へと生まれ変わってしまうんですね。僕と同じように、普段EDM系の音をメインに聴いている人も、箸休めならぬ耳休めの意味も含め、彼らの音楽を聴くことを強くオススメします。
以上、僕がオススメする”The Piano Guys”のBEST3曲でした。
彼らはジャンルを跨ぎ、様々な楽曲を自らのセンスでアレンジし、そこに美しい映像を調和させながら独自の世界を創造しリリースを続けています。普段からピアノやチェロの音に慣れ親しんでいる人はもちろん、僕のような電子音に傾倒しがちな人も、この記事をキッカケに是非”The Piano Guys”の音楽を聴いてもらえたらと思います。
”The Piano Guys”オフィシャルページ
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