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僕がオススメする海外ドラマ #4


僕のオススメする海外ドラマの4回目。
今回はホラーです。実は随分前に観ていたんですが、最近になって最新シーズンを観終わり、改めて面白いなと思ったので紹介しようと思いました。

ホラーといっても、よくある子供騙しのような作品では決してありません。あくまでも「オトナ」が怖がるホラーです。そして、ホラーといえばエロティックなシーンも欠かせませんが、このドラマにもお約束通り含まれています。でもそれは、あくまで怖さを引き立たせるためのエロティック…見たら間違いなくハマることでしょう。


American Horror Story
(アメリカン・ホラー・ストーリー)


僕のブログでも時折出てくる、大ヒットミュージカルドラマ「glee」のクリエイターが企画・制作したこのドラマ。2011年に大女優ジェシカ・ラングを主役に据えシーズン1の放送がスタートし、放送局であるFOXの歴代最高視聴率を叩き出しました。今月7日にはアメリカでレディー・ガガが出演することで話題のシーズン5の放送がスタートしています。

特にシーズン4まで出演しているジェシカ・ラングの演技は必見です。もう66歳になるそうですが、美しさとスタイルの良さは健在。2012年にはこのドラマでゴールデングローブ賞を獲得しています。

このドラマの面白いところは、各シーズンでストーリーや舞台を変えていて、尚且つストーリ毎に話が完結していること。なのに、ジェシカ・ラングはじめ主要なキャストはそのままにし、演じるキャラクターだけを変える手法を用いています。なのでシーズン1から順を追って観なければ話しについていけない、ということはありません。

現在、日本ではシーズン1とシーズン2がDVDと動画配信サービスで、シーズン3が動画配信サービス、シーズン4がレンタル配信サービスのみで観ることができます。

Season1 / Murder House(呪いの館)



物語の舞台は2011年のロサンゼルス。ボストンから引越してきた精神科医のベンとその妻ヴィヴィアン、娘のヴァイオレットのハーモン一家が主軸となるストーリー。
引越前にヴィヴィアンは死産を経験し、ベンは浮気をしていた。引越し後に彼らは引っ越した家の元住人のコンスタンス・ラングドンとその息子のテイト、大火傷を負っているラリー・ハーヴェイと出会う。精神を病んでいるヴァイオレットはテイトと友人になり、ベントヴィヴィアンは夫婦関係を修復しようと努力する。一家はやがてこの家で死んだ者たちが幽霊として現れる事実知る…。
このシーズン1が一番エロティック度数が高いです。全身を黒いラバースーツで覆った男や、見る人間によって姿を変えるメイドなど奇抜なキャラクターも登場。このメイドが本当にエロティックです。また幽霊とのSEXという斬新な展開もあります。



Season2 / Asylum(アサイラム)



物語の舞台は1964年。精神障害者を収容・治療するために建てられたブライヤークリフ精神科病棟の患者・看護婦・修道士が主軸となるストーリー。
片田舎でガソリンスタンドを営むキット・ウォーカーは黒人女性と結婚するが、周囲にはまだ人種差別的意識が根強く残っていたため人目を気にしてひっそりと暮らしていた。しかし、ある事件をキッカケに妻は行方不明となり更には横行する連続猟奇殺人事件の犯人”ブラッディ・フェイス”として捕らえられる。その手口は女性の皮膚を剥ぐなどの残虐さを極めていたため、キットはブライヤークリフ精神科病棟に収監されてしまう。自身の無実を信じるキットだったが、精神科病棟を管理し圧制を敷く修道女シスター・ジュードや患者の肉体で人体実験を繰り返す専属医師アーサー・アーデンなど病院内には数々の困難か待ち受けていた。同じく無実を訴える患者グレースと協力し、キットは脱出を試みることに…。そこに”ブラッディ・フェイス”ことキット・ウォーカーを取材しようと病棟に忍び込み閉じ込められてしまった記者”ラナ・ウィンターズ”も加わり…。
シーズン1同様にエロティックなシーンもあり、割りとグロテスクなシーンもありで、進んでいきます。エクソシズム(悪魔祓い)や人体実験、ミュータントやエイリアンなどの要素まで飛び込んでくるので、観た後の疲労感はシーズン1以上かもしれません。もちろん「「良い」意味でです。

そして、なんといっても注目なのがマルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンがゲスト出演していること。舞台となるブライヤークリフ精神科病棟の現代シーンに結婚したばかりの新婚カップルとして登場しています。現代では廃墟とかしたブライヤークリフ精神科病棟を肝試しのごとく奥さんと探検…予期せぬ出来事に巻き込まれるという展開です。



Season3 / Coven(魔女団)



物語の舞台は現代・1970年代・1830年代の3つの時代のニューオーリンズ。”セイラム魔女裁判”の生き残り達の末裔描き、寄宿学校「ミス・ロビショーズ・アカデミー」が主軸となるストーリー。
ある日、自分が受け継いでいた特殊な能力に目覚めてしまった10代の少女ゾーイは親許を離れてニューオーリンズにある寄宿学校ミス・ロビショーズ・アカデミー」に身を寄せることに。そこでは、かつて魔女狩りを逃れた者たちの末裔である少女たちが、その血を絶やさぬよう自らの身を守っていく術を学んでいた。そんな中、魔女のトップとして君臨する最高位”スプリーム”のフィオナが旅先から帰宅。少女たちに魔女としての厳しい心得を施していくが、やがて様々な奇怪現象が発生し…。次々と浮かび上がっていく魔女たちにまつわる事件や忌まわしい過去。更には次のスプリームの座を巡り魔女たちの壮絶な闘いも始まり…。
僕が個人的に一番好きなのがこのシーズン3です。理由の一つとして、映画ミザリーでお馴染みの名女優キャシー・ベイツがシーズン3からレギュラー出演しているからなんです。この人の演技の幅は本当にハンパなく広いなと思います。どんな役を演じてもハマリ役に見えてくる。「ああ、こういう人いるよね絶対」って思わせてくれる安心感もあるしね。



Season4 / Freak Show(怪奇劇場)



物語の舞台は1952年のフロリダ州北部の街ジュピターにある、見世物小屋。その支配人エルサ率いる”フリーク・ショー”の一団で巻き起こる驚愕のストーリー。
ある日、郊外の住宅で中年女性の惨殺事件が発生する。彼女の双子の娘のベットとドットも傷を負い病院に運ばれるが、病室を訪れた謎の女性エルサから身元引取のオファーを受け”フリーク・ショー”と呼ばれる見世物小屋のテントへたどり着く。そして、あごひげ女性や怪力男といった特徴的な人々が集まるエルサの曲芸団でベットとドットもまた、そんな”フリーク”たちの仲間に加わることになるのだが…。
残念ながら、契約しているHuluでもNETFLIXでも配信されておらず、FOXチャンネルでの放送も見逃していてまだ観ていません。現在はレンタル配信のみで視聴できるようですが…。舞台が見世物小屋ということもあり、ものすごく興味は惹かれますが。



Season5 / Hotel ( ホテル) ※邦題:未定



今月(10月)から全米での放送がスタートしたばかりの新シーズン”Hotel”ですが、シリーズ史上最も「身の毛もよだつ」シーンが満載だとか。個人的にはこの予告編映像が、アメリカン・ホラー・ストーリー全シーズンの中で断トツに恐いです…。

ジェシカ・ラングは降板しましたが、キャシー・ベイツは続投。そして、ホワイトカラーマット・ボマーgleeブレイン役を演じていたダレン・クリス、モデルのナオミ・キャンベルも出演するそうです。

そして、何よりも話題なのがレディー・ガガの出演でしょう。噂によると自ら「出たい」とオファーしたとか…。役どころは舞台となる”Hotel Cortez”の支配人。今では人妻になったレディー・ガガですが、かなりハードで際どいシーンも含まれているようです。日本で観られるのは来年以降になるはずですが、シーズン5、かなり楽しみで仕方がありません




まとめ

僕はホラー作品が好きな部類だと自認していますし、割りと好んで観ることもしています。でも、スプラッター系は苦手…。アメリカン・ホラー・ストーリーは僕が観た3つのシーズンに限れば、全てにおいて楽しめました。中にはスプラッターまがいの「グロい」シーンも含まれていますが、それでも、人間にある「怖いもの見たさ」という心理を上手く突いてるなと思います。

そして、シーズン毎で物語が完結し、次のシーズンでは舞台も設定も異なっている点も、観易さに大きな貢献をしていると言えるでしょう。

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