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昨夜観て、大号泣した邦画






昨夜は早めの帰宅が実現できたので、久々に海外ドラマでもなく洋画でもなく、珍しく邦画を選んで観てみました。

2004年の公開時はかなり話題になった映画でしたが、残念ながら僕は昨夜まで観る機会がありませんでした。一時期、原作本を買おうと手にしたこともあったのですが、結局買うこともなく過ごしてきたんです。

そして、昨夜。
たまたまHuluで視聴できることを知ったので観てみたのですが…



まあ、案の定大号泣。
もしかしたら、過去最大級の大号泣だったかもしれません。賛否はあるでしょうが、個人的には非常に良い邦画だと思います。

よくある「お涙頂戴」的な内容で終わるのではなく、観ている側が気になるであろうサイドストーリー的な部分も描かれていて、余計に心深くに残る映画でした。

話題になった映画だし、ドラマにもなったので観たことがある方は多いでしょうけど、あえて紹介させていただきます。







『いま、会いにゆきます』




原作は市川拓司の同名小説。

同じく2004年に公開された映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の方はリアルタイムで観ましたし、ドラマも毎週欠かさず観ていた記憶がありますが、なぜか「いま、会いにゆきます」に関してはノータッチで過ごしてきました。





Trailer








あらすじ

ある町に住む秋穂巧は、1年前に最愛の妻である澪を亡くし、1人息子の佑司と慎ましく過ごしていた。

2人は生前澪が残した、「1年たったら、雨の季節に又戻ってくるから」という言葉が気になっていた。それから1年後、雨の季節に2人の前に死んだはずの澪が現れる。2人は喜ぶが、澪は過去の記憶を全て失っていた…。

そこから3人の共同生活が始まる…




主題歌



花 / ORANGE RANGE

久しぶりに聞いたけど、やっぱり良曲ですね。





感想とか


正直なところ「いま、会いにゆきます」という映画は、本編を観るまでの間は単なる「死者の蘇りモノ」だとばかり思っていました。

ところが…。

観たことある方はご存知でしょうが、そう単純なストーリーではありません。意外と「深い意味」が、この映画にはあります。

もちろん、竹内結子が本当に可愛いという映画でもあります。

出だしにも書きましたが、僕は不覚にもいい歳をしながらも大号泣しながら観ていました。歳を重ねるごとに涙もろくなるとは言いますが、久々にティッシュの箱を抱えながら最後まで観ていました。そして、大号泣しながらも改めて「愛するということ」「愛されるということ」について、再認識させられる部分もありました。

世の中、何が「幸せ」で何が「不幸せ」なのか曖昧ですが、やはり最後に勝るのは「自分の正直な気持ち」でしかありません。それはいつの世も不変であって欲しいし、そういう自分でいなければと思います。

しばらく「恋愛」や「結婚」についての願望から離れていましたが、この映画を観て「最後にもう一度」と渇望してしまった自分に気付かされた映画でした。

まだ観ていない人がいましたら、ぜひこの週末、もしくは来週の飛び石連休にでも。


いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD]
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