今回の僕がオススメするセレブリティは、復活の狼煙の如く、来月4年ぶりとなる新作アルバムをリリースする予定のイギリスの女性アーティストを紹介しようと思います。
このアーティストは、僕が大好きな映画の主題歌を担当したことで大ファンになったんですが、出産を経験し、子育てに専念していたため、長らく新曲がリリースされることはありませんでした。なので、我々ファンにとっては待ちに待った復活になります。
Adele (アデル)
Adele (アデル) |
11月20日に最新アルバム”25”をリリースするアデル。前作”21”から4年ぶりとなります。先にも書いた通り、2012年に出産を経験し、以降は表舞台に出ることは控えていたそうです。一時は妊娠の影響での体型変化にパパラッチたちが騒ぎたてはしていましたが。
テイラー・スイフト超え
最新アルバム”25”に収録されている曲からの先行シングル”Hello”のMVが22日にYoutubeで公開されました。公開後24時間での再生回数がなんと2500万回以上という記録を樹立。これまでの最高記録は、豪華セレブがこぞって出演していることで話題のテイラー・スイフトの”バッド・ブラッド”が樹立した2010万回以上なので、その記録を大幅に更新する新記録を達成しました。
そして、このブログを書いている段階(10月26日19時)での再生回数は、驚きの6800万回以上。世界でどれだけの人がアデルの新作を待ち望んでいたか、その片鱗が伺えますよね。
この”Hello”ですが、良い意味で如何にもアデルらしい雰囲気のある曲調とアデルの歌声がマッチしていて僕は凄くいい曲だという感想を持ちました。それがモノクロで、どこかノスタルジックな映像とリンクしたMVも最高です。
アデルの経歴はスゴいんです
1988年生まれのロンドン・トッテナム出身。もちろんプレミアリーグ「トッテナム・ホットスパー」のサポーターだそうです。
幼いころは、友人たちとスパイス・ガールズのマネをして遊んでいたアデルは、2008年にデビュー・アルバム”19”をリリースします。イギリスのアルバムチャートでは初登場1位を記録しましたが、アメリカのビルボードアルバム・チャートでは初登場149位と散々な結果に。しかし、同年10月に出演したアメリカNBCのサタデー・ナイト・ライブがきっかけとなり一気にブレイクします。
幼いころは、友人たちとスパイス・ガールズのマネをして遊んでいたアデルは、2008年にデビュー・アルバム”19”をリリースします。イギリスのアルバムチャートでは初登場1位を記録しましたが、アメリカのビルボードアルバム・チャートでは初登場149位と散々な結果に。しかし、同年10月に出演したアメリカNBCのサタデー・ナイト・ライブがきっかけとなり一気にブレイクします。
2009年2月開催された第51回アカデミー賞では主要2部門を含む4部門でノミネート。見事、最優秀新人賞と最優秀ポップ女性歌手を受賞しました。
2011年1月にはセカンド・アルバム”21”をリリース。世界19カ国で1位を獲得。年末には売上が1700万枚超え(21世紀に発売されたアルバムとして3枚目)。更に快挙は続きます。アメリカのビルボードアルバム・チャートでは発売以来39週連続でトップ5を記録。これはマイケル・ジャクソンが持っていた38週連続トップ5の記録を塗り替え歴代1位となったほか、3つのギネス記録に認定もされてしまいます。
2012年2月開催の第54回グラミー賞(前日にホイットニー・ヒューストンが亡くなった時)では主要3部門を含む6部門でノミネート。ノミネートされたすべての賞を獲得しています。中でもアルバム”21”からシングルカットされた”Roling in the Deep”は最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞・最優秀短編音楽ビデオの3部門に輝いています。
この曲でアデルを知った人やアデルのファンになった人も多いでしょう。アルバム”21”は2011年・2012年の2年連続で全世界売上1位という、とてつもない偉業を達成することとなりました。
また2012年には、僕が大好きな映画「007 / スカイフォール」のために書き下ろした曲”Skyfall”をリリース。第85回アカデミー賞で歌曲賞を受賞しました。
この曲の歌詞は007の世界観と映画「007 / スカイフォール」の背景やストーリーを忠実に表している、007ファンも納得の良曲だと僕は思っています。
Order of the British Empire
2013年12月19日。イギリス音楽業界への貢献が認められ、バッキンガム宮殿にて、チャールズ皇太子からMBE勲章(大英帝国勲章)を授与されました。
大英帝国勲章と一口に言っても5つのランクがあって、それぞれに呼び名が決まっています。上位2つがよく耳にする「ナイト(爵)」です。男性なら「サー」女性なら「デイム」という敬称を許されます。アデルが受賞したのは一番下のランクであるMBE。それでも、ビートルズのメンバーや道端ジェシカの旦那さんでもあるF1ドライバー、ジェイソン・バトンとも同等列です。
ちなみに、2002年には今では世界的な活躍をしている真田広之さんもMBE勲章を授与されています。
オススメな曲
Make You Feel My Love
Someone Like You
Turning Tables (Live at The Royal Albert Hall)
まとめ
新作”25”のリリースを発表した時にアデルは声明も出しています。その中でアデルは…
前作は「失恋」のレコードだった。もし今作にもラベルを貼らなくちゃいけないなら、私は「メイクアップ」のレコードと呼ぶわ。タイトルを”25”と名付けた理由は…25歳になることは、私にとってターニングポイントだった。
と述べています。併せて、4年もの空白をファンに対して謝罪もしています。
アデルの母親がアデルを産んだ時、まだ10代であり、父親はアデルが2歳の時に家族のもとを去っていったそうです。以来、母親はシングルマザーとしてアデルを育てました。そんなアデルも、2012年に恋人との間に授かった子(男の子だそうです)を出産。シングルマザーの母親に育てられたアデルが、母となった彼女の心境が新作”25”にも収められているかもしれませんね。
来年2016年はアデル・イヤーになりそうな予感ですね。
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