「ヴァヒド・ハリルホジッチ」
ようやく決まりましたね、新しい日本代表の監督。就任会見の様子を少しだけ観ましたが、フランス語のせいか「トルシエさん」を思い出しました。ハリルさんは前アルジェリア代表の監督。ハリルさん就任時、アルジェリアはFIFAランキング52位でしたが、3年間という時間をかけて17位まで押し上げた実績のある方だそうです。
国籍こそフランスですが、母国はボスニア・ヘルツェゴビナ(旧ユーゴスラビア)。同胞である元日本代表監督のオシムさんとも深い親交があることでしょう。
また、会見の中で「目標はロシアW杯での16強入り」だと明言してました。
アルジェリアのようなアフリカ人並みの身体能力の無い日本代表を、どのような手腕で自身を取り戻させ、最終的な目標であるロシアW杯16強入りを実現していくのか、楽しみに見守っていこうと思います。
会見の見る限り、ちょっとハニカミ屋さんな雰囲気が好印象。ただし、指導者としてはかなり厳格な方らし。また「オシムイズム」を光景しているのであれば「走れる選手」を重宝するタイプだと思われるので、徹底的に日本代表を、選手選考も含め根性を叩き直してほしいものです。
注目すべき男とは・・・
就任会見も観ていて、凄く俺の目を釘付けにした人物がいます。
その男こそ、俺が「ハリル・ジャパン」で最も注目すべき人物でないかと思うんです。上の画像が就任会見の様子。
中央がハリルホジッチ監督。その横で、マイク片手の髭坊主の男性が通訳の方。この通訳の方が、俺が注目すべき男として挙げた方です!
もう見た目で思わず食いついてしまいました。アギーレ監督の通訳をしていた方を小さくしてメガネを外した感じですよね。まるでマラソン選手のような風貌…。いや、むしろ少し怪しげでもあるような…。また、バイエルン・ミュンヘンの監督「グアルディオラさん」に似ているとの声もあるようで、早くもツイッターではこんな画像と共に「中々の通訳」とのツイートも出回っているようです。
でも、この通訳の方…只者ではないんです。
この通訳の方の名は「樋渡群」さんと言います。
その名を聞いて…
こっちを思い出した方…俺と美味しい酒が飲めます。
「樋渡群」さんですが。
日本のサッカー界、特に女子サッカーに詳しい方ならご存知かもしれませんが、2012年から女子U-18の監督を務めてたんです。わかりやすく言うと「未来の澤穂希」を発掘・育成する立場。つまり「通訳」であり「指導者」でもあるということ。樋渡さんはこの会見だけでなく、今後もチームに帯同するそうです。
しかも経歴が素晴らしいんです。
1978年生まれ、35歳。広島県出身。大学卒業後、渡仏。パリサンジェルマンU12監督。2006年~JFAアカデミー福島、熊本宇城で通訳兼コーチ、2009年~男子U14、15監督。2012年~女子U18監督。日本サッカー協会公認A級、仏サッカー協会公認指導者ライセンス取得。
この見た目でこの経歴。でもってフランス語が堪能。いやー人は見かけで判断してはいけません。
指導者でもあるので、監督の言葉を適切な言葉で、かつ上手く選手に伝える能力にも長けているでしょう。これは非常に強味になります。
樋渡群(いわたし ぐん)通訳、上手いです。問題ありません。やはり彼も現役の指導者なだけに、サッカーをよく知っています⚽️ 真面目そうですから、ハリル氏と気が合うでしょう。しかし、通訳は一人だけで足りますか #ハリルホジッチ
— フローラン・ダバディ (@DabadieTV) 2015, 3月 13
トルシエ・ジャパン時代の通訳だった「フローラン・ダバディ」さんも太鼓判を押していることだし。まとめ
ハリルホジッチさんの監督としての初采配がビザの関係でいつになるかはわかりませんが、取り急ぎ試合日程として今月末・・・3月27日にキリンチャレンジカップで対チュニジア戦、31日に同じくチャレンジカップで対ウズベキスタン戦があります。
ビザが間に合ったとしても、もう時間もないので、選手選考はザックジャパンやアギーレジャパンを踏襲することでしょう。
兎にも角にも、アギーレさんのような超短期で解任されることなく、次のロシアW杯まで腰を据えて臨んでほしいものです。
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