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2015年の日本代表への期待。


ワールドカップイヤーだった今年2014年。
ブラジルの本大会では散々な結果で終わり、グループリーグ突破はなりませんでしたね。その後、監督も変わり、新たな日本代表が4年後のワールドカップに向けて始動しました。次のワールドカップロシア大会は「4年後」とはいえ、参加を勝ち取るためのアジア予選は来年2015年6月から始まります。もう次へ戦いは既に始まってるんです。


JFA2005年宣言

皆さんは日本サッカー協会が2005年に提唱した『JFA2005年宣言』なるものをご存知でしょうか。
2005年といえば、日本代表がイケイケだった時代です。FIFAランクもかなり上位に位置していた時です。そんなイケイケな時代に、日本サッカー協会が日本代表における中・長期的な目標を掲げたものが『JFA2005年宣言』なんです。


この中で宣言している「JFAの約束2015」の項目を見て下さい。こう書いてあります。

『日本代表チームは、世界でトップ10のチームとなる』


つまり、これはどういうことかというと「FIFAランクでトップ10に入る」ということです。
では、現在のFIFAランキングで日本は何位なのか…

53位です。
トップ10には程遠い順位ですよね。因みにライバル国でもある韓国は69位。

こんな体たらくで果たして来年2015年にはトップ10にランクイン出来るのでしょうか。無理ではありませんが、相当難しいでしょう。まずは、年明け早々に開催予定のアジアカップ連覇をし、少しでもFIFAランキングの順位を上げることが必要になります。


アジアカップ連覇の重要性

AFCアジアカップとはアジアサッカー連盟(AFC)が主催する大会で、ワールドカップ同様に4年毎に開催される。前回は2011年にカタールで開催され、就任間もないザッケローニ前監督の下、日本代表が見事優勝に輝いた。この大会に優勝すると、ワールドカップのプレ大会と位置づけされている、各大陸の王者が激突する「FIFAコンフェデレーションズカップ」への参加資格を得ることが出来る。

AFCアジアカップ2015はオーストラリアでの開催である。既に組み合わせも決まっており、日本代表は「グループD」に入りヨルダン・イラク・パレスチナと同組となっており、初戦は1月12日のパレスチナ戦。グループリーグ上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出できる。決勝は1月31日。

アギーレジャパンの2015年一番最初の命題はこのアジアカップに優勝して連覇を飾ること。結果は「優勝」か「そうじゃないか」だけ。準優勝ではダメなんです。最低限としてアジア圏での常勝国となることが、6月に控えるワールドカップアジア予選にも繋がってくるんです。


ワールドカップ アジア予選

このアジア予選から、ワールドカップ本戦出場までの道程が変わります。
今まで本戦出場の切符を勝ち取るまで「一次予選」から「最終予選」までの4段階のステップを勝ち進まなければいけませんでした。が、今回より「一次予選」→「最終予選」の2段階のステップのみとなりました。

詳しく説明すると、アジアサッカー連盟の加盟国47ヶ国を8つの組にわけてグループ分けし、各々グループリーグを戦います。そして各組1位の8ヶ国と各組2位の成績上位4ヶ国の計12ヶ国が最終予選進出となります。最終的に何ヶ国がワールドカップ本大会へ参加できるかは、アジア枠数の決定を待たないとわかりませんが。


アギーレ監督の進退問題

現在の日本代表の監督を務めるアギーレさんが、スペインリーグの監督時代に八百長試合に深く関与した疑いが持たれており、スペインの裁判所に出頭しなければならないそうです。これにより、代表合宿や親善試合などの指揮を執ることが困難になりうる訳です。こんな状況で良いのでしょうか。日本サッカー協会は状況を見守るとのコメントを出していますが、早々にアギーレさんを解任して新たな監督を招聘すべきではないでしょうか。代表選手はみな一流のプロプレイヤーです。監督の置かれた状況がどうあれ、結果を出すことに真骨を注ぐだけです。しかし、世間はそうは甘くない。日本には「火のないことろに煙は立たず」という諺がある通り、限りなくグレーに近いのであれば、即時更迭人事を発するのが通例でしょう。

サッカーとはスポーツではあるものの、ワールドカップや親善試合は「興行」という側面もあります。監督に対する疑惑に、冷たい感情を持つ日本人の多いでしょう。スポーツ=クリーンと言うイメージも大切です。大炎上する前にボヤで火消して置くべき問題だと個人的には思います。

そして、アギーレ監督から前監督であるザッケローニさんに、再度指揮を任せるのが得策でしょう。彼は4年間という時間を日本代表監督として過ごした貴重な経験があります。ザッケローニさんが挑戦した3-4-3というシステムも、さらなる4年間で熟成させることができたら、日本代表の戦い方のカードも増えますからね。


忘れちゃいけない、なでしこジャパン

2015年6月には「FIFA女子ワールドカップカナダ大会」が開催されます。
前大会のドイツ大会ではなでしこジャパンは優勝しており、今大会はワールドカップ2連覇がかかった重要な大会でもあるんです。

組み合わせは既に決まっており、なでしこジャパンは「グループC」に入っており、スイス・カメルーン・エクアドルと同組です。世間では「比較的楽な組に入った」と言われていますが、そこは、何が起こるかわからないのがワールドカップです。強豪国が順当に勝ち上がる…とは限りません。

しかし、最近のなでしこジャパンは若手の優秀な選手たちが順調に育ってきており、ベテラン組との調和も凄く良いと聞いています。監督はもちろん佐々木則夫監督です。ワールドカップの勝ち方を知っている選手と監督が残っているチームは、見てる側としても安心できます。

何としてでも「優勝」して下さい!!!





そんなこんなで、来年2015年も日本代表のサッカーから目を離せない年になりそうです。


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